元々雨情本人が歌う想定ではないが、歌ってもらいたいボーカルになかなか出会えないため、試しに雨情が歌ってみた作品として不定期で紹介していくコーナーです。イラストも手掛けています。
雨が上がれば/ 作詞、作曲、編曲:雨情
元々は女性ボーカルを想定して作られた曲のため、作詞も少しファンタジックな世界に仕上がりました。 どこにも公開せず腐らせてしまうのも勿体無いということで、雨情本人の描いた絵と共に公開します。
編曲や楽曲構成は雨を感じられるようなフレーズを散りばめて、構成にもストーリーを加えました。曲のラストは晴れてきます。音や構成で表現しています。
初めまして平成/作詞、作曲、編曲:雨情
平成が終わり令和が始まる、そのとき初めて人は平成を振り返る。平成と言う時代はそうして人の心の中に生まれるんじゃないかという気持ちで作った楽曲です。
アコギ、シンセサイザー、フラットマンドリンの新鮮な組み合わせで編曲しました。平成後半で流行ったケロケロボイスで歌ってます。
秘密/作詞、作曲、編曲:雨情
クリスマスソングですが、ひねくれ者の為、ただ普通のクリスマスソングは作ってやらないぞという謎の精神で制作した楽曲。こういう人目を忍んで過ごすクリスマスもあるよね、ということで。R/B,ジャズ、様々なアイデアをぶちまけています。弦四を加えた想定でストリングスアレンジをしています。
サビは実は作曲のことばかり考えている時期に夢の中で出てきたメロディーで、ずっと温めていた個人的に大切なフレーズです。
UnsoCiable/作詞、作曲、編曲:雨情
今までの音楽スタイルを全てリセットして作った楽曲です。3拍子のHipHopという新しいスタイルで制作しました。 ラップは初挑戦です。かなり前衛的な作品ですが面白いものができました。本当は半分は2020年に向けて3年前に制作していたのですが、ちゃんと形にしようとフルバージョンにして今回完成させました。ビョークなどのエレクトロニカミュージックにも強く影響されているかもしれません。
風の声と/作詞、作曲、編曲:雨情
心の調和、自然との調和がテーマ。今の世界に、これから先の未来、日本人の心に大切となっていくであろう精神を表現しました。物事の一元化による対立、分断ではなく、協調、対話。それぞれの違いを認めて尊重し、相手の気持ちを理解しようと努める姿勢、愛がこの先の地球全体の未来を創っていくのかもしれません。まだまだ混沌とした2021年現在、僕たち日本人にはその力があると信じています。
2針(ふたはり)の感覚/作詞、作曲、編曲:雨情
時計の長針と短針の間にできる距離感を相手との距離感に例えた楽曲。なかなか縮まらなかったり、近づいたと思ったらすれ違ったり、互いが同じことを考えていたり、全く違うことを考えていたり、そうやって時は当たり前に動いていく。そんな当たり前を愛しく思うことができたら、それはとても素敵なことではないでしょうか。